生活指導論

閲覧数1,541
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (科目名) 生活指導論 2単位
    キョウドウセイの実現における教師の課題
    1、はじめに

    現代の学校教育は多くの問題を抱えている。1980年以降、いじめや自殺、不登校などの問題、また学級崩壊による教師の自殺やノイローゼなどの問題も頻繁に耳にするようになってきたのだ。これらの教育問題は、押し並べて学校などでの子どもの歪んだ集団と教師の対応に起因するものが多い。また「一元的能力教育」である学力偏重教育が子どものアイデンティティ形成、生活空間としての学校を、強制的で疎外的な空間へと変質させた帰結であるともいえる。1989年以降のゆとり教育による「多元的能力主義」への転換は、「よい子競争」を強いる結果を招き、子どもたちは絶えず評価のまなざしを意識し、ストレスを高めて問題はかえって深刻度を増してきたのである。

    またここ数年、未成熟な子どもたちに対するシティズンシップ教育の重要性が叫ばれているが、学校の様な閉鎖的社会では、教師の子どもたちとの関わり方が重要な役割を演じる。つまり、生活指導における教師の資質向上がポイントの1つでもある。もちろん、一教師の問題で解決できるほど単純なものではない。学校で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。