1. POSシステムとEOSシステム
それぞれの特徴を下記に論述する。
1.1. POS (Point Of Sales)システム
POSシステム、すなわち販売時点情報管理システムは、1982年、セブン・イレブン・ジャパンによって初めて導入された。
あらかじめ商品に付けられたバーコードを読取ることにより、単品別に販売情報(売上げデータや、時間帯ごとの商品販売状況等)を収集し、これらのデータをオンラインにて本部のホストコンピュータへ伝送し、分析することにより、発注・陳列などの店舗でマーケティング活動に活用するものである。
POSシステム導入のメリットは、ハードメリットとソフトメリットに大別される。
ハードメリットは、狭義では、コンピュータと連動したスキャナによりレジの清算が行われることから派生するキャッシャーの訓練が短くて済むことや、間違えがない等のメリットである。広義では、商品コードを利用した検品や棚卸等の合理化・機械化等である。
ソフトメリットは、単品別に集められた売上データを活用し、死に筋・売れ筋を発見し、品揃えや陳列などに利用することである。
POSシステムの売上データと顧客IDを連動させ、ダイレクトな販促にも使用されている。
POSシステムによる商品識別のための標準規格としてJAN(Japan Article Number)と、ITF(Integrated Two of Five)がある。JANは、JIS規格とて制定されており、個々の製品アイテムのための識別コードである。ITFはJANをベースとした物流のための識別コードであり、荷姿でも読み取りやすいように工夫されている。
商学・POSシステムとEOSシステム
POSシステムとEOSシステム
それぞれの特徴を下記に論述する。
POS (Point Of Sales)システム
POSシステム、すなわち販売時点情報管理システムは、1982年、セブン・イレブン・ジャパンによって初めて導入された。
あらかじめ商品に付けられたバーコードを読取ることにより、単品別に販売情報(売上げデータや、時間帯ごとの商品販売状況等)を収集し、これらのデータをオンラインにて本部のホストコンピュータへ伝送し、分析することにより、発注・陳列などの店舗でマーケティング活動に活用するものである。
POSシステム導入のメリットは、ハードメリットとソフ...