宗教学概論(Ⅱ)

閲覧数5,051
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    設問→「宗教儀礼」について、教材(pp79~88)の記述に従い、
    (1)「消極的儀礼と積極的儀礼」 (2)「通過儀礼と強化儀礼」 (3)「儀礼の機能」の3項目に小見出しで区分し、それぞれの項目の要点をまとめなさい。
    23年度合格 評定は最高のAをいただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    宗教儀礼」について、教材[宗教学概論/奈良弘元著](p79~88)の記述に従い、(1)「消極的儀礼と積極的儀礼」、(2)「通過儀礼と強化儀礼」、(3)「儀礼の機能」、3項目に小見出しで区分し、それぞれの項目の要点をまとめなさい。
    [Ⅰ、消極的儀礼と積極的儀礼]
     消極的儀礼とは一言で言えば「~してはならない」というタブーが中心となる儀礼のことである。聖なるものと俗なるものとの交わり・接近を禁じ、聖なるものの聖性を保持するという目的があり、聖なるものへの敬いから生じる敬避である。その聖性を保持するためのタブーの対象としては各宗教の崇める対象・聖なる場所・儀式で使う物など多岐にわたる。また、忌み・穢れとされるものを寄せつけないという意図でのタブーもあり、死者へのタブーなどはその聖性への敬いに加えて畏れといった色も抱いている。さらに、反対に俗なる物へのタブーを行うこともある。例えば、神事で使われる供物が特別な方法で採取されたり保管されたりするのは、それが俗的な関わりを絶つことにより浄化され、そのものが聖なるものへ接近してもよい準備段階としての性格を持っている。つまり消極的儀礼がそれだけで完結...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。