宗教学概論(Ⅰ)

閲覧数2,601
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    設問→「宗教的世界観」について教材(pp60~73)の記述に従い、
    (1)「宗教的宇宙観」 (2)「他界観、来世観」 (3)「宗教的的時間観・空間観」の3項目について小見出しで区分し、それぞれの特徴を論じなさい。
    23年度合格 評定は最高のAをいただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「宗教的世界観」について、教材([宗教学概論/奈良弘元著]p60~73)の記述に従い、(1)「宗教的宇宙観」、(2)「他界観、来世感」、(3)「宗教的時間観、空間感」、3項目に小見出しで区分し、それぞれの特徴を論じなさい。
     
    Ⅰ、[宗教的宇宙観]
    まずはじめに、実世界を自然科学的に捕らえる宇宙観と違い宗教的宇宙観は、世界のありかたが宗教学的にどのような意味を持つものであるかをとらえたものである。
     宇宙の起源については宗教的実在によって創造されたとする「創造型」原質や生命体があってそこから流出・進化したとする「流出・進化型」の2つがあるが、双方とも共通する特徴として宇宙は「混沌(カオス)」状態からはじまっており、そこから「秩序(コスモス)」への過程だという点。また、いずれの宇宙観もはじまりがあり終わりがあり、循環的に繰り返される世界観である。
     「創造型」にはキリスト教などにみられる無からの宇宙創造の他、日本のイザナギ・イザナミの産むとい行為による「生殖方」、古代インドのヴィシュヴァ・カルマンの鍛冶大工の技術での「建造方」があるのに対し「流出・進化型」はエジプト神話では源質としての...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。