イギリス文学史1 分冊1

閲覧数1,436
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    日大通信のイギリス文学史1の分冊1になります。参考文献なし、テキストのみです。評価はAでした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「Beowulf」はアングロ・サクソンの時代の最高傑作の叙事詩と言われている。なぜ、そう言われるようになったのか、まずはその歴史的背景には何があるのかを考えてみるためにアングロ・サクソン語、すなわち古代英語であり今日の英語の源をなすものが派生するまでを辿ってみるとする。
    紀元前集百年前、ケルト族であるゲイル人が先住民族イベリア人を追放してイングランドに侵入をした。けれど同じケルト族であるブリトン人に侵略されてしまい、ゲイル人は北部・西部に逃れブリトン人は南部に居住することになる。そして紀元前55年頃にローマの英雄ジュリアス・シーザーがゴールを征服したついでにイングランドに渡り、南部に住んでいたブリトン人を徐々に制圧してその土地をブリタニアと名付けたのである。そこでローマ帝国での公用語であるラテン語が普及したと考えられる。
    その後5世紀頃、ローマ帝国(本国)を分割統治するということで西ローマ帝国、東ローマ帝国とにわけたのだが、両ローマ帝国ともにゲルマン民族の侵入を受けてしまう。これを機にゲイル族のスコット人とピクト人とが南下してブリトン人を攻めるのである。
    ブリトン人は両ローマ帝国に助け...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。