<課題>
1.エリクソンの心理社会的危機について説明し、さらに児童期までの危機の段階を説明せよ。
2.近年の教育改革の動向について、自分の関心のある動向の要点をまとめ、見解を述べよ。
459初等教育原理ⅠⅡ 2単位目 合格レポート
<使用テキスト>
・「現代教育改革に立つ教育の原理」
明星大学教育原理研究会編
(明星大学出版部) 配本年度2009年度~
<課題>
1.エリクソンの心理社会的危機について説明し、さらに児童期までの危機の段階を説明せよ。
2.近年の教育改革の動向について、自分の関心のある動向の要点をまとめ、見解を述べよ。
<講評>
1・2ともに適切に構成されています。
特に1については、エリクソンの説を定義した上で、各段階の危機をよくまとめています。
1 エリクソンの述べる心理社会的危機とは、自我の形成過程に影響を与える葛藤の状況であり、発達過程の乗り越えるべきいくつかの危機があることを明らかにした。子どもが、危機をうまく解決しそれを乗り越えたとき、自我を望ましい方向に発達させ、次の段階にスムーズに移行することが出来る。危機の解決には対人関係、他者によるサポートが重要な役割を果たす。
①乳児期の段階における心理社会的危機は、信頼対不信である。この危機は、主として母親からの愛情深い養育によって安定した愛着を獲得し、基本的信頼感をもつことが出来た場...