教育実習は大きく分けて2つのタイプに分類される。教員免許の取得のために単位が必要で教育実習を行う人と、教員になりたくて教育実習を行う人だ。私は明らかに後者だった。しかし教育実習を行い、教師に幻滅した部分もある。すべての教師に対して言えるわけではないし、教師による犯罪もどこか別次元で、つまり自分の見回りでは起こりえないこととして考えていたのだが、感じたことを以下に書きたいと思う。
教育実習に行く前に私は家庭教師や塾の講師など、たくさんの経験をつんだ。いろいろなことがあったけれど、信頼できる人に相談したり、塾長などと直接話すことで問題に取り組んできた。それが過信になっていたのかもしれないが、教育にすばらしさを感じていた私は初心で初授業を迎えた。そして一番初めの授業は「学級活動」だった。学級担任の先生のところへいくと、なんと出張で休んでいるという。どうすればいいのかわからなかったが、隣のクラスの先生に「体育館で自由行動」といわれた。体育館に行ってみると生徒が思い思いの球技をしている。もしくは見学している。とりあえず私は生徒の輪の中に入ろうと思った。全校生徒の前では挨拶をしたが、クラスではまだ自己紹介もしていないのだ。昔やっていた部活の球技だったため、「先生うまい」と言われながら楽しく生徒と遊んだ。しばらくして輪に入れない生徒がいることに気づき、「疲れた」といってそちらに行った。監督の先生がいないことに不安はあったが自分の力がいきなり試され、自由にできたのでとても充実していた。
教育の現場を見て~教育実習を終えて~
教育実習は大きく分けて2つのタイプに分類される。教員免許の取得のために単位が必要で教育実習を行う人と、教員になりたくて教育実習を行う人だ。私は明らかに後者だった。しかし教育実習を行い、教師に幻滅した部分もある。すべての教師に対して言えるわけではないし、教師による犯罪もどこか別次元で、つまり自分の見回りでは起こりえないこととして考えていたのだが、感じたことを以下に書きたいと思う。
教育実習に行く前に私は家庭教師や塾の講師など、たくさんの経験をつんだ。いろいろなことがあったけれど、信頼できる人に相談したり、塾長などと直接話すことで問題に取り組んできた。それが過信になっていたのかもしれないが、教育にすばらしさを感じていた私は初心で初授業を迎えた。そして一番初めの授業は「学級活動」だった。学級担任の先生のところへいくと、なんと出張で休んでいるという。どうすればいいのかわからなかったが、隣のクラスの先生に「体育館で自由行動」といわれた。体育館に行ってみると生徒が思い思いの球技をしている。もしくは見学している。とりあえず私は生徒の輪の中に入ろうと思った。全...