【日本大学】イギリス文学史/科目習得試験用対策(イギリス文学史/ロマン主義について)

閲覧数3,088
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日本大学通信教育部のイギリス文学史のロマン主義についての記述です。テスト対策、レポート作成にお役立て下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ロマン主義について
    1:背景
    1798年からの30年間をロマン主義の時代と言う。18世紀末はアメリカ独立戦争、フランス革命が起こったが、特にフランス革命はヨーロッパ諸国民に深い影響を与え、新しい時代の到来を予感させるものであった。しかしその後は残酷な恐怖政治、ナポレオンの台頭、軍人独裁政権の樹立、ナポレオン戦争、ブルボン王朝の復活などが人々の期待を裏切り、革命の原理に不信感を抱かせることになった。
    2:ロマン派詩人
    ロマン派詩人は想像力に対する強い信念がある。彼らにとって詩人の最高の能力は想像力であり、人生と自然の神秘を洞察するものは古い時代の古典主義の理性ではなく、想像力でなくてはならなかった。そしてロマン派で共通することは、詩人を人生の案内者、預言者として見ている点である。
    3:想像力
    ロマン派詩人たちは、これまで無視されてきた人間の本質、感情や感覚の神秘的領域と、人間と自然の複雑微妙な関係をその探求の主目標とした。想像力とは、空想とは違い、事物の本質を明らかにする働きである。想像力が活動する時、理性では見えないものが見えてくる。想像力は目では見えない深奥を洞察する働きであり、隠さ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。