小児栄養 「栄養素の体内のはたらきについて述べよ。」

閲覧数1,174
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「栄養素の体内のはたらきについて述べよ。」
     人が生きていくために必要な成分を食物から体の中にとり込み、発育し、生命を維持し、活動するために利用する営みを「栄養」といい、それに必要な成分を「栄養素」とよんでいる。栄養素は、エネルギーの供給源と体の構成成分となる3大栄養素の糖質・脂質・たんぱく質と、体内のさまざまな調節を行い、代謝を円滑に営むために必要な微量成分であるミネラル(無機質)・ビタミンに分類することができる。これらを合わせて5大栄養素という。これから、5大栄養素について述べていく。

     まず、糖質について述べる。糖質のはたらきは主に①エネルギー源②血糖の調節③体構成成分の3つである。①については、消化・吸収された糖質は体内でエネルギー源として利用される。この際、すぐに利用されない糖質は、グリコーゲンや脂肪に変化して貯えられる。エネルギー供給量は4cal/gである。②については、血液中のブドウ糖濃度はホルモンにより調節されて、約0.1%に保たれる。③については、細胞の核酸や補酵素の成分として必要。また、ガラクトースは脳の構成成分として必要である。

     糖質を含む食品は、米・小麦な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。