現代哲学1

閲覧数2,901
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    現代哲学における共生の問題

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「共生」について:文化的共生の倫理と哲学

     「共生」という言葉の定義

    (広辞苑より)「共生(共棲)」

    ①ともに所を同じくして生活すること。

    ②[生物]異種の生物が行動的・生理的な結びつきをもち、一所に生活している状態。

    (大辞林より)「共生」という言葉は、もともと生物学の定義のsymbiosisの訳語で、「異種の生物の共存様式」を意味し、通常は「2種の生物が互いに利益を交換しあって生活する、相利共生」を意味する。

     上記の意味から派生して、現代の人間社会の中で「共生」はよく使われるようになってきました。つまり、「社会の中で異なるもの同士がお互いに助け合い、共に生存する」という意味で「共生社会」という言葉が浸透しました。

    平成16年、内閣府では「共生社会政策統括官」という部署ができて「共生社会」を推進しています。詳しく目的を見ると、下記のようなことが挙げられていました。

    『経済成長も社会の安定も人々の力に依存します。
    少子・高齢化やライフスタイルの多様化が進む現在、
    ・ 国民一人ひとりが豊かな人間性を育み生きる力を身に付けていくとともに、
    ・ 国民皆で子どもや若者を育成・...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。