相談援助におけるグループワークの持つ意味とその展開過程について説明せよ ソーシャルワークⅢ

閲覧数2,836
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    子ども社会発達心理高齢者学校家族地域問題幼児

    代表キーワード

    社会

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「相談援助におけるグループワークの持つ意味とその展開過程について説明せよ。」
     1.ライフサイクルとグループ

     ライフサイクルは、「生活周期」と訳すことができる。ここでは、ライフサイクルを乳幼児期、児童期、青年期、成人期、高齢期に分け、関わっていくグループに焦点を当てて述べていく。

     (1)乳幼児期

     この時期は主に「家族グループ」を生活の場にしている。両親や家族との相互作用を通じて「人間らしさ」が生まれ、人間としての基盤を形成していくのである。

     子どもが家族グループを出て最初に出会うグループに近隣の子どもたちとの「遊戯グループ」、あるいは幼稚園などの「仲間グループ」などを挙げることができる。

     (2)児童期

     児童期においては、「仲間グループ」や「学校集団」が大きな影響力をもってくる。この時期のグループの特徴として、小学校の中学年のころから遊びを媒介としながら、子どもたちは強い友情を結び、互いの援助を通じて自分たちだけの世界をつくるようになってくる。また、自分たちだけの通用する約束事や文化をつくりながら団結を強め、秘密の世界を共有することに喜びを感じることになる。このよ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。