先日、図書館で「琉球・沖縄写真絵画集成」というシリーズの図書を見つけた。合わせて五冊で、私はその第一巻の「かつて沖縄は独立国であった」に引き付けられた。主な内容は原始琉球から正式に王国の統一と成立を経て、中国の清朝への朝貢までの歴史、及び琉球独自の文化と風俗である。一度この本を読んで、かなり感心されたところが多い。いろいろな挿絵を通じ、詳しく紹介されている琉球王国の歴史と文化は驚くほど数多くて、詳しいである一方、今までまったく聞いたことがない内容もたくさん載られている。
琉球王国は、1372年に中国の明によって独立国として承認されてから、1879年に日本国家に併合されるまで、既に500年あまり...