生徒指導・進路指導の研究

閲覧数987
ダウンロード数0
履歴確認

資料紹介

S0532  生徒指導・進路指導の研究  第1設題(1)

『小学校において教育相談を行う場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校のいずれかをとりあげて説明せよ』評価B

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

『小学校において教育相談を行う場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校のいずれかをとりあげて説明せよ』
〔はじめに〕
 今回は、学童の児童期における特徴を述べながら、小学生の不登校における教育相談のあり方について考察していく。
 不登校とは、「病気や経済的理由以外に子どもの心理的や社会的などの要因により、登校しないか登校できない状態をいう」と文部科学省で定義されている。この定義においての一番の特徴は、従来使われてきた「学校恐怖症」「登校拒否」などのような、学校生活や家庭環境の中での強い不安や葛藤による情緒的混乱による欠席、学校生活に対する無気力感による消極性が起因する欠席だけを指すのではなく、非行や遊びによる学校逃避による欠席や進路変更を目指しての意図的な欠席なども含まれている。
〔児童期における特徴と不登校の要因について〕
 児童期において身につけておかなければならない課題としてエリクソンは「勤勉性」という言葉を挙げている。勤勉性とは、社会生活を営む上で必要な言葉を操る技術や数学を駆使する技術、集団生活のルールなどを獲得するために必要なものである。児童期における子...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。