「御師」・「講」制度は、明治以降どうなったのか

閲覧数4,662
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    御師は、中世においては下級神職(信仰の布教者)として武家の参詣の世話をしていて、江戸時代に入ると、神職としての性格が後退し、旅行業的な活動に転じたそうです。また、明治維新の改革で師職制は廃止され、全国を網羅していた師檀関係は解体されてしまいました。

     我が国の旅行業の先駆は、伊勢参りの御師であった。御師とは、はじめ伊勢神宮での祈願を参詣人に変わって行う神主のことであった。それが後には、参詣人を伊勢まで案内し、そのための、道中の宿の確保や食事の手配までを一手に引き受ける人々を指すようになっていく。民俗学者の神埼宣武氏は、御師をもって日本の旅行業者の元祖とみなしてよいと述べているそうだ。その後江戸時代に伊勢参詣は極めて盛んになり、幕末には「おかげ参り」と称し、熱狂的ブームが起こった。そしてその伊勢参詣へ全国の人々を送り出すべく作られた組織が「講」である。伊勢講は、全国各地の村や町で多くの成員を集めて結成され、一定額の講金を集めて運営資金とするものである。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「御師」・「講」制度は、明治以降どうなったのか
    《要約》
    ツーリズムの講義を通して旅行というものに興味を抱き、日本の旅行・観光のルーツを知ってみたいと思いこの課題を選択しました。御師は、中世においては下級神職(信仰の布教者)として武家の参詣の世話をしていて、江戸時代に入ると、神職としての性格が後退し、旅行業的な活動に転じたそうです。また、明治維新の改革で師職制は廃止され、全国を網羅していた師檀関係は解体されてしまいました。
     我が国の旅行業の先駆は、伊勢参りの御師であった。御師とは、はじめ伊勢神宮での祈願を参詣人に変わって行う神主のことであった。それが後には、参詣人を伊勢まで案内し、そのための...

    コメント8件

    yamaotoko 購入
    ふつう
    2006/06/11 20:57 (18年6ヶ月前)

    general11 購入
    難しい
    2006/06/15 13:11 (18年6ヶ月前)

    nanako775 購入
    参考になりました
    2006/07/31 6:01 (18年5ヶ月前)

    tarouw 購入
    よかったです。
    2006/07/31 9:12 (18年5ヶ月前)

    koshikaban 購入
    good
    2006/09/07 4:48 (18年3ヶ月前)

    ac018044 購入
    参考になりました。
    2006/10/28 0:07 (18年2ヶ月前)

    rujdidhdox3 購入
    よい
    2007/01/08 2:09 (17年11ヶ月前)

    mickey0802 購入
    参考になりました。
    2007/01/19 0:51 (17年11ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。