S0525 学校教育職入門 科目最終試験解答例

閲覧数3,451
ダウンロード数52
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    学校教育職入門の科目最終試験6設題セットです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    S0525 学校教育職入門 科目最終試験
    設題
    教職をとらえる視点として、教師聖職者論、教師労働者論、教師専門職論がある。それぞれ簡潔にまとめ、それぞれの論の差がどこにあるかについて述べよ。
    日本において、教員養成が本格的に始まるのは、1872年の学制の制定からで
    ある。同年、教員養成機関である師範学校が東京に設置された。
     1881年には、文部省によって「小学校教員心得」が出され、教師の教育的能力は何であるかなどが示された。
     その後1886年の師範学校令の制定により、師範学校出身の教師が現れ始めた。当時の文部大臣・森有礼は、天皇制国家の臣民育成のための担い手としての教師像を展開した。また、教師は知識の伝達者であると同時に、政治的に中立で、子どもに道徳的感化を与えられる人格者でなければならないともした。
    こうして教職の転職性を強調した“教師聖職者論”は、天皇制絶対主義国家の中で、支配的になっていったのである。
     第2次世界大戦の敗戦を契機とし、日本の教育は大きな転換を遂げた。最大の変化は、臣民の「義務」としての教育が、国民の基本的人権の内の一つの「権利」として保障されたことである。ま...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。