聖徳大学 生活科教育法 第1課題 第2設題 A判定

閲覧数1,713
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    設題「生活科では「気付き」という言葉がよく使われている。気付きとはどんなことか、また指導に当たっては「気付きの質」を高めることが要求される。気付きの質とはどんなことか、具体例を入れ、自分の言葉で述べなさい。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第2設題
     生活科の目標は、児童の身近な生活圏を学習の対象や場とし「活動や体験を通して自立への基礎を養う」ことを最終目標としている。活動や体験とはまさに多様なことに気付いていくプロセスであり、その気付きとは低学年児童の認識の芽とも言われている。
    では、生活科での気付きとはどんなことか。まず気付きとは、対象に対するものであり、教師から与えられた受動的なものではなく、児童の主体的な活動によって生まれるものである。この気付きは、生活科独自の観点で「自然に関する」「身近な人や社会に関する」「自分自身に関する」3つの気付きが重視され、新設当時から大切にされている。さらに、気付きといってもいくつかの種類があり、知的な側面や、児童の情意的な側面も含まれ、認識の深まりや対象の広がりに違いがある。また、子どもなりの感性が反映された個性的なものもあり、時には次の段階へ向けて自発的な活動を誘発するものになる。
    しかし、生活科の授業は「活動あって学びなし」などと表現されることがある。「活動・体験の経験化」という観点から考えると、気付きそれ自体が必ずしも学びであるとは限らず、必ず学びに発展していくわ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。