[循環器] 食事療法を受ける患者の看護

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    資料紹介

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    食事療法を受ける患者の看護
    Ⅰ 食事療法の理解
    1.循環器疾患で必要となる食事療法
    1)コレステロール・中性脂肪への対応
    循環器疾患のなかで、虚血性心疾患は動脈硬化に起因するものが多い。冠動脈は粥状硬化によって狭窄をきたし、狭心症や心筋梗塞を引き起こす。動脈硬化はコレステロールや中性脂肪が血管壁の障害部に浸潤して生ずるとされている。そのため、動脈硬化を予防し、その進行を抑えるためには、食事療法でコントロールする必要がある。
    2)塩分制限
    高血圧症や心不全では塩分制限が大切である。加えて、肥満もリスクフアクターとなるため、BMIなどを参考に適正体重を設定する。
    3)内臓脂肪型肥満・メタボリックシンドロ-ム
    外見や体重から肥満にみえなくても内臓の周りに脂肪が蓄積するタイプの内臓脂肪型肥満がある。腹囲が診断基準の一つであり、これに加えて、高血糖高血圧、脂質代謝異常(高トリグリセリド血症、低HDLコレステロール血症のいずれかまたは両方)のうち、2つ以上存在すればメタボリックシンドロームとよばれる。
    メタボリックシンドロームは、動脈硬化性疾患の発症や増悪に影響を及ぼすため、改善する必要がある。通...

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