漢方処方と代表的な生薬の確認試験

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    資料紹介

    実験題目:漢方処方の分析
    目的:二つの漢方処方をそれぞれ構成生薬の形状、色、におい、味を観察し、生薬を分けて処方名を推定する。
     構成生薬の内にケイヒ、サイコ、ブクリョウが含まれていた場合はそれを用いて、また、含まれていなかった場合は粉末生薬を用いて確認試験を行う。ただし、サイコ、ブクリョウに関しては確認試験(1)のみを行う。
    実験器具:三角フラスコ、メスシリンダ、ロート、駒込ピペット、濾紙、試験管、ピンセット、毛細管、薄層板、展開容器、ドライヤー、紫外線照射器、薬包紙、上皿天秤
    実験試薬:ジエチルエーテル、ヘキサン、酢酸エチル、2,4−ジニトロフェニルヒドラジ  ン溶液、蒸留水、アセトン
    実験方法:?.?処方された漢方を薬包紙の上に広げ、性状を観察し、生薬別に分ける。
     ?分けた生薬から漢方の処方名を推定する。
     ?生薬ごとに上皿天秤で重さを量り、天然医薬資源学の教科書で調べた処方名の構成生薬の比と比較する。
     ?二個目の漢方処方も同様の手順で行う。
    ?.?ケイヒについては、もし漢方処方にケイヒがあった場合はその樹皮をとりわけ、細かくすりつぶして、ない場合は粉末生薬を2.0g量りとり、ジエチルエーテル10mLを加えて、3分振り混ぜた後、濾過し、濾液を資料溶液にし、薄層クロマトグラフィーによって確認試験をする。このときの展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=2:1。
     また、2,4−ジニトロフェニルヒドラジン試液を均等に噴射し、スポットが黄ダイダイになるかを確認する。
     ?サイコについては、もし漢方処方にサイコがあった場合はその根をとりわけ、細かくすりつぶして、ない場合は粉末生薬を0.5gに水(蒸留水)10mLを加え、激しく振り混ぜると、持続性の細かい泡が生じる。

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    漢方処方と代表的な生薬の確認試験
    実験題目:漢方処方の分析
    目的:二つの漢方処方をそれぞれ構成生薬の形状、色、におい、味を観察し、生薬を分けて処方名を推定する。
    構成生薬の内にケイヒ、サイコ、ブクリョウが含まれていた場合はそれを用いて、また、含まれていなかった場合は粉末生薬を用いて確認試験を行う。ただし、サイコ、ブクリョウに関しては確認試験(1)のみを行う。
    実験器具:三角フラスコ、メスシリンダ、ロート、駒込ピペット、濾紙、試験管、ピンセット、毛細管、薄層板、展開容器、ドライヤー、紫外線照射器、薬包紙、上皿天秤
    実験試薬:ジエチルエーテル、ヘキサン、酢酸エチル、2,4-ジニトロフェニルヒドラジ  ン溶液、蒸留水、アセトン
    実験方法:Ⅰ.①処方された漢方を薬包紙の上に広げ、性状を観察し、生薬別に分ける。
         
           ②分けた生薬から漢方の処方名を推定する。
    ③生薬ごとに上皿天秤で重さを量り、天然医薬資源学の教科書で調べた処方名の構成生薬の比と比較する。
           ④二個目の漢方処方も同様の手順で行う。
         Ⅱ.①ケイヒについては、もし漢方処方にケイヒがあった場合は...

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