保育内容の指導法(健康)2分冊

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    玉川大学通信教育部レポート B評価

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    健康保育内容の指導法

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     社会背景、家庭生活の変化により、体と心を十分に動かす戸外遊びが減ってきている今日、幼稚園で身体を十分に動かす意欲と体験を育てることが求められている。また、園だからこそ子供は安心、安全な環境の中で幼児期の発達に必要な経験ができ、それは生涯における健康の基礎を培うものでもある。
    幼児期は身体機能や運動機能の分化が著しく、気持ちの面でも運動や遊びに対する好奇心が現れ、体を動かそうという意欲が強く現れる時期である。その意欲や好奇心を感じ取り、活かすことが保育者の責任である。また幼児期は発育のめざましい時期で個人の発達の程度や、その状況に応じた運動が必要であり、それによって健やかな身体と健やかな心が作り出されると言える。そのために固定遊具などの運動環境を整えたり、適切な励まし、アドバイスなどの言葉かけで興味、意欲を引き出したり、子供が自ら進んで運動に取り組める手助けをしなくてはならない。
     まず環境の点から考えると、遊具やボールなどを使って遊ぶときのルールを明確にし、遊びやすい環境を設定することが必要である。順番などをめぐるトラブルが起こることが予想されるものは、はっきりとしたルールを決めてお...

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