高齢者観について 自己の変化

閲覧数13,918
ダウンロード数36
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「生体には、本来、外的条件に変化があっても、恒常性(ホメオスタシス)を維持しようとする作用があるが、高齢者はこのホメオスタシス維持機能の低下が著名で、外的および内的変化に対する適応力が乏しくなる」とあるように、高齢者は加齢とともに、生理的機能は減退し、恒常性維持機能低下により適応力が低下すると言われている。そのため、加齢により自分の身体的、精神的変化に気付き、老化を実感することも多い。日常生活においても、これまでできていたことが徐々にできなくなり、それにより、自分の老いを認めざ

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     私は看護を学ぶまでは、高齢者について、身体・精神的に老化が起こり、それに伴いこれまでできていたことができなくなる存在であるというイメージを抱いていた。「お年寄りには優しくしましょう。お年寄りを大切にしましょう」などと言われるように、高齢者は弱い立場となり、徐々に衰退していくというイメージを抱いていた。しかし、今回の実習で高齢者に接していて感じたことは、高齢者は決して衰退していくのではないということである。高齢者は老いを受容し、自分ではできないことを人に委ねることで、人と人との関わりの中で生きていることを実感しているのではないだろうか。さらに、高齢者はそれに感謝をすることができる存在ではないか...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。