《肩手症候群》

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    資料紹介

    肩手症候群についての概要をまとめたもの

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    肩手症候群(反射性交感神経性ジストロフィー)     
                                   製作者 
    < 概 念 >
     1986年の世界疼痛学会(IASP)で、外傷や疾病と直接関連づけられないほどの激しい疼痛や重篤な機能障害を呈するもので、交感神経の過活動を合併しているものをRSDとし、神経損傷を明らかに合併し、焼け付くような疼痛や痛覚過敏を示すものをcausalgia(カウザルギー)と分けて定義した。
     さらに1994年、先の疼痛疾患の分類を改定し、RSDをCRPS-typeⅠ、causalgiaをCRPS-typeⅡと分類した。なお、肩手症候群は前者に分類された。
    < 症 状 >
    RSD
     RSDは神経損傷とは無関係に、上・下肢の痛み、腫脹、関節可動域制限、紅潮などの症状が現れるものであり、最も特徴的な症状は、激烈な自発痛である。疼痛は外傷の程度とは不釣り合いに強く、損傷神経の支配領域にとどまらないことが多い。また皮膚に触れたり、患肢の自動・他動運動により疼痛の誘発がみられる。持続する激しい疼痛のために、時に心理的な不安から不眠や不穏症状を見ることもある。...

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