【東京大学】【優】鉄道事故・自殺等について調べなさい。国はホームに扉をつけることを義務付けるなどの介入ができるのかできないのか、できる場合はどこまで介入できるか論じなさい。
科学技術基礎論 学期末必修レポート課題 選択問題:M
(1)鉄道事故・自殺等について調べなさい。
そもそも鉄道事故とは列車の運転における事故である。事故とは遅延などの日常頻繁に起こる小規模なアクシデントから死者がでる大惨事までさまざま考えられるが、日本においては、特に鉄道事故という場合は死傷者が出たり、衝突、脱線、火災などの規模の大きな事故を指すことが多いようである。国土交通省令鉄道事故等報告規則によると鉄道運転事故は列車衝突事故・列車脱線事故・列車火災事故・踏切障害事故・道路障害事故・鉄道人身障害事故・鉄道物損事故の7項目に分類できる。ここで日本の鉄道事故の歴史を振り返ってみると昔も今もやはり大規模な事故としてはやはり脱線事故、衝突事故があげられるだろう。その多くが人命に関わるほど重大で、再発の防止に努めなければならない。その例として福知山線の脱線事故はまだ記憶に新しい。また小規模な事故としては踏切事故が多く、年間に発生している500件以上の約半数以上が踏切事故という事実がある。しかし今日の日本社会において、ホームでの人身事故の存在を無視することはできないところまできている。私が日...