【東京大学】【優】エネルギー減耗後の社会システムについて論じました
エネルギー減耗後の社会システム構築コンテスト
シナリオレポート 12/10
タイトル
自動販売機から育む「もったいない」の心
要旨
「なくてもいいけど、あったら便利」というものは、世の中にたくさんある。そのうち、身近なもので、かつエネルギーに対するインパクトの大きい自動販売機を例に取り、なるべく人々の満足を下げないで、エネルギーの無駄を省く方法を考える。
このシナリオの夢は何か?
現在の社会では、生活の豊かさを求めた結果、ものの過剰な供給が行われているように感じられる。その供給の中には、「なくてもいいけど、あったら便利」というものが多くあるのではないだろうか?
豊かさは、以下のグラフのようにして測ることができる、と私達は考える。
生活の質をあまり上げない過剰供給の部分を省くことで、エネルギー減耗後の社会においても、質を下げることがない、豊かな暮らしが実現できるのではないか?
背景
オイルピークに代表されるように、エネルギーは近い将来ピークを迎え、エネルギー価格は高騰していくと考えられる。水より安いという、驚くべき安さの石油を使うことで成り立っている産業も多く、現在の社会...