伝導度の測定

閲覧数3,931
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    〈目的〉
     酢酸の当量伝導度を測定し、電離定数を求めよ。

    ※学生実験のレポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【目的】
    酢酸の当量伝導度を測定し、電離定数を求めよ。
    【要点】
    電解質(Electrolyte)が溶液中で陽イオン(Cation)と陰イオン(Anion)に電離し伝導性を生ずることはよく知られている。このような伝導性にも金属導体に場合と同様に一般にはオームの法則(Ohm’s low)が成立する。いま起電力Eが抵抗Rの溶液に加えられると、オームの法則によって流れる電流Iは
         I=E/R
    したがって一定の起電力のもとに溶液中を流れる電流は抵抗の逆数1/Rに比例する。1/Rはすなわち伝導度である。任意の導体の抵抗Rはその長さをlとし、断面積をa㎠とすると
         R=ρl/a  …(5.1)
    ここでρは導体の比抵抗で断面積1㎠長さ1cmの導体の抵抗であり、単位はオーム・センチ(Ohm・cm,Ω・cm)である。ρの逆数1/ρは比伝導度(Specific conductance;Conductivity)とよばれKで示す。また間隔1cmの二つの電極の間に1molの溶質を含む溶液を入れた場合の伝導度を分子伝導度(Molecular conductivity)といいμで表わす。したがって...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。