症状と看護

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    症状と看護
    1.咳嗽(咳)
    1.咳嗽の意義
    咳嗽は、肺内の空気が気道を通じて有声で爆発的に吐き出されることをいう。気道に侵入した異物や下気道内の分泌物を喀出し、気道を保護する防御反応である。
    咳嗽反射は、主として咽頭、気管、気管支粘膜の刺激が迷走神経求心路を介して、呼吸筋を支配するすべての神経線維に伝導されることにより生じる。胸膜縦隔からの刺激も原因となりうる。
    2.咳嗽の分類
    咳嗽には乾性咳嗽と湿性咳嗽がある。
    乾性咳嗽
    乾性咳嗽は疾を伴わず、いわゆる「から咳」とよばれる。
    初期の肺結核、胸膜炎、肺気腫、かぜ症候群などの上気道疾患、特発性問質性肺炎などで認められる。
    湿性咳嗽
    湿性咳嗽は、痰を伴うもので、気道や肺胞からの分泌物や滲出液が喀出されるときに起こる。
    かぜ症候群、急性生および慢性気管支炎、気管支喘息、気管支拡張症、急性肺炎、肺結核、び漫性汎細気管支炎などが主な疾患である。
    3.咳嗽の継続期間による分類
    咳嗽はまた、継続期間により、急性咳嗽と慢性咳嗽に区別できる。
    急性咳嗽
    急性咳嗽は急性上気道炎によることが多く、一過性がほとんどである。誤嚥、異物吸引、気胸などでもみられる。...

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