教育原論 第1設題 A判定 佛教大学

閲覧数2,282
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    教育原論 
    第1設題
    “ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。”
    A判定
    【採点者所見】
    ペスタロッチーの教育をよく理解して記述されています。

    【一言】
    レポートの参考にどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。
    直観は全ての認識の基礎である。ヨハン・ハイリン・ペスタロッチー(Johann Heinrich Pestalozzi)が今日の教育原論に与えた影響は大きい。
    ○教育の原理
    ペスタロッチーの考える、教育の原理は2つある。「有機的・発生的教育方法」と「直観の原理」である。まず「有機的・発生的教育方法」では、人間が生まれながらに備えている諸素質、諸能力を開発し、伸長していくことが教育一般の重要な課題であると考えた。ペスタロッチーは、ロックのようなタブラ・ラサ説(心の中には生まれながらに刻み付けられた観念や原理はない、つまり白紙状態)に真っ向から反対する。また古い教育観である“子どもは生まれながらには未だ動物的であるにすぎず、この動物的衝動を根絶することが教育なのである”という考えに、異を唱えた。人間独自の根本的な力を、精神力(知的側面)、心情力(道徳的側面)、技術力(身体的側面)としてとらえ、これらを調和的、総合的に発達させることに教育の理想を見いだした。このような、人間のさまざまな能力を調和的に開発するという考えは、現代の保育理論...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。