幻覚のある患者の看護
体感幻覚があることにより、不安・焦燥感をきたしやすい
♯体感幻覚の訴えがある
O-1.体感幻覚の訴えの内容と程度
2.被害関係念慮の有無
3.バイタルサイン
4.不安・焦燥感の有無
5.日中の行動・言動
T-1.訴えを丁寧に受け止め、落ち着きある態度で患者が自分を受けとめてくれているという安心感を与える態度で接する
2.幻覚はあるが、患者に苦痛を与えている症状として対処する
3.レクリエ-ション等に参加させ健康面をひきだす
4.体感幻覚の訴えについて否定・肯定をしない態度で受け止める(否定は不信を抱き、肯定は確信を与える)
5.症状は一時的なものであり、服薬をきちんとすれば必ずよくなっていくことを伝え、安心感を与える
6.不安・焦燥感が強い場合、医師の指示にて抗不安薬・向精神薬などの投与をする
7.普段から人間関係を保ち、話しかけやすい雰囲気にしておく
体感幻覚により日常生活に支障をきたすことがある
♯安心して日常生活を送ることができるが
O-1.日常生活の状況(食事・洗面・睡眠・更衣・入浴等)
2.ADLの程度。支障をきたしているところはないか
T-1.支障をき...