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人体Ⅰテスト対策
人体から脳や内臓を取り除くと、そこには骨や筋肉で囲まれた4つの腔間がある。これらは、頭蓋腔、脊柱管、胸腔、腹腔とよばれる。
細胞の大きさもまた様々であるが、多くは10~30㎛である。
有糸分裂は通常の細胞の分裂方法で、前期、中期、後期、終期の4期に分けられる。
無糸分裂はヒトの場合、白血球や肝細胞などで起こるといわれる。
ヒトでは、男性は44本(22対)の常染色体とXYの性染色体、女性は44本の常染色体とXXの性染色体をもつ。したがって、両性とも染色体数は46本である。
漿膜には体壁の内張をしている壁側漿膜と臓器の周囲を包む臓側漿膜があり、両者は間膜で移行している。
成人では約200個の骨が連結して骨格をつくり、身体の枠組みや支柱をなしている。
長骨(管状骨)は、主に四肢にあり、円柱状である。その両端は膨れて骨端をつくり、両骨端間の中央部を骨幹という。
骨は、膠様質(有機物)と石灰質(無機物:主にリン酸石灰85%、そのほか炭酸石灰10%、リン酸マグネシウム1.5%など)
とからなる。
関節包の内面は滑膜で覆われ、これから滑液が出て関節腔内を満た...