Z1002-1 スポーツ論入門

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    資料紹介

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    自己のスポーツ体験を通して獲得したものと、
    現在、獲得しようとしているもの
     ひとつの白球の行方を選手と何万人もの観客が追いかける。その行き先にさまざまなドラマが待っている。ほんの一瞬のプレイに彼らの何年もの時間が凝縮されていることを、私たちは感じている。だから一球一球に、一瞬一瞬に一喜一憂し、手に汗握る興奮を味わう。今年もそんな夏が過ぎ去った。
    スポーツと聞いて思い浮かべるのは私の場合は野球である。観るのもやるのも大好きだ。ただ、私は学生時代バスケットボール部だった。野球は打順があり守備位置が明確であり、ほかの球技に比べて流動性の少ないスポーツである。加えて用具が多い。中学生になった当時、バスケットボールがブームで、靴一つで試合ができるバスケットボールの簡便性と、点の取り合うスポーツという競技性に引かれ入部。野球と違って常に走り回り、常に得点を取りにいける楽しさもあり、3年間毎日バスケットボールに明け暮れていた。
     高校でもバスケット部に入っていたが、弱いのに上下関係にうるさい部の体質に合わず半年で退部。それ以降プレイヤーとして何かのスポーツに打ち込むことはなくなった。
     中学校での...

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