<活動報告>
1.炭の浄化実験
準備物・・・溶液(コーラ・グレープジュース・ラーメンスープ・米のとぎ汁)・ビーカー・脱脂綿・炭・金槌・軍手・ペットボトル・金ザル・すり鉢
実験の目的;炭の浄化作用を身近な溶液を利用して観察する。また溶液によって炭の浄化具合の違いを観察し、学習する。
結果・考察
始めの予想としては、一回のろ過で反応がでるとふんでいたが、実験中に2度、多くて3回ほどろ過をすると、分かりやすい結果が出始めた。しかしここで問題とされることは、本当に炭に浄化作用があるのかということである。実験に利用した脱脂綿による浄化作用なのではないかとも考えられる。そこで、脱脂綿のみのろ過実験を行い比較することにした。全くろ過していないグレープジュースと脱脂綿のみでろ過したグレープジュース、脱脂綿と炭でろ過したグレープジュースを比べたところ明らかに炭を用いたものが透明に近くなった。このことから、やはり炭を利用したことで純度が増すということが言える。
「炭の穴から見た地球」
我々の班は、近年身の回りの生活単位から地球環境規模にまで、そのものの持つ力が注目され、実用化されてきている「炭」を題材にした小学校5年生用の総合的な学習の授業指導案を作成することを目的に活動してきた。何より重要視してきたことは、我々が教職の現場に立った時、即利用できるように、その手順やアポイントメントの取り方などを詳細に示すことである。
<指導計画>
時間 子どもの活動 教師のかかわり 様子 1
~
4
炭を知ろう
炭の歴史や活用方法の学習から、身近なものの中に炭が使われている製品が多いことに気付く。その製品の特徴から炭には燃料という使い方以外に、消臭や水や空気や土壌の浄化作用などパワーについての知識を深める。
身近な製品の写真などを用意し、炭が自分たちの生活に身近なことを気付かせる。炭のパワーの中から浄化作用に焦点をあて、簡単な実験を通して炭のパワーを実感させる。炭のパワーの学習から次回の炭作りや職人さんに興味をもたせるような関わりをする。
5
~
25
炭を作ろう
実際に炭を作っている職人さんにインタビューすることを通して、職人さんの思いを感じ、自分で...