倫理課題2 家族の機能と特質、家族のかかえる諸問題とこれからの家族の在り方について

閲覧数7,419
ダウンロード数70
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    近年、児童虐待や育児放棄などの問題が数多く報道され、家族の在り方が問われ始めている。これらの問題を抱えた家族は、本来あるべき家族の機能が損なわれていると考えられる。その家族の機能を理解することが、現代の家族が直面する問題の根源を理解することになるのである。様々な問題が家族のあり方を脅かす現在だからこそ、家族の機能を理解し、家族のこれからのあるべき姿をいま一度考える必要がある。

     家族のあり方について考察するには、まず家族の機能を理解する必要がある。家族の機能は、以下に述べるものがあげられる。まず性的機能としてのはたあきである。家族の基本的な構成は夫婦と未婚の子供からなり、この夫婦は、結婚により社会的に性的関係を認められた関係である。この関係が男女間の性的欲求を安定させた。また性は男女間の愛のあらわれであるという位置付けが、婚姻外の性を抑圧する考えを生み、社会の性的秩序を維持する役割を果たすのである。次に生殖機能である。夫婦の性的機能により子供を産み、新たな世代を形成するのである。そして家族は教育の場として、子どもの社会化の機能を果たす。子どもにとっては、家族が人生で最初の学びの場であ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。