算数科における問題解決学習

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    ■算数科の問題解決学習について
    算数科における問題解決学習の意義を論述せよ。
    我々の社会において、日常的に数式自体を目にすることはまれである。ただし、数式が使われる場面として考えると日常的に存在する。算数の文章問題を思い浮かべれば、日常的にありふれた場面にて問題を作成することができる。例えば「現在12時であるが、2時間の映画を3度見たら、何時になるだろうか。」や「時速40kmで走ると、20km先の遊園地には何分後に到着することができるか」という問題がそれに含まれるであろう。日常的な場面でこのような問題となりうる事象を発見し、それを問題と認識する。そしてそれを解決するために持ちうる知識を使用し、必要であればそれらを応用し試行錯誤することが必要となる。そのような問題解決学習の流れに沿って、各工程の意義を述べていく。
    前述で日常的な場面での問題として例をあげたが、これを問題と認識できるかどうかが第一の鍵となる。日常ないし与えられた課題に対して疑問を持ち、自身にとっての問題と認識することを、意識的に行う癖をつけることが必要となる。そのようにして様々なことに疑問を持つことで、児童の「なぜこうなる...

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