社会と情報2

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資料紹介

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情報社会と現代人のあり方について
 情報社会と現代人のあり方についてであるが、現代以前は情報社会ではなかったのかと言うと、実はずっと情報社会だったのである。
 たとえば江戸時代。山奥の百姓はそれほど情報と言う物には縁が無かっただろう。しかし、江戸や大坂などの大都市では瓦版が売れた。売り買いされたのはただの紙ではなかった。それに印刷されている情報だった。
 また、大都市の間では飛脚が走った。彼らが担いでいたのは手紙(文)と言う情報だった。並み走りと呼ばれる普通の便で江戸―京阪が30日だったと言う。
 幕末になった。黒船が来た。知識階級の人は目の色を変えて蘭学を学び、英語やフランス語を学んだ。言葉はこれすなわち情報だ。
 明治時代に入ると新聞が発行されるようになり、また電信網が整備されるようになった。この二つの社会的インフラは密接に絡み合っているのである。新聞は瓦版とは違い毎日印刷しなければならない。記事がいる。記事は決して向こうから歩いてやってはこない。電信は絶対に不可欠なものだったに決まっているではないか。
 明治時代で過去の話は打ち切るが最後に日露戦争日本海海戦の話をやや詳述する。
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