教育心理学第2設題最新版

閲覧数1,604
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    適応・不適応の心理的機制、またそれらからひき起こされる特徴的行動について説明せよ。
     『適応』ということばは本来生物学的で使われる。動物が環境や状況に応じて自らの生存に有効な習性を示したり、生理的変化ができることをいう。しかし、この場合はどちらかというと環境への能動的な働きかけがないという意味で、受動的な『順応』ないしは『調節』ということばで言い表されることがある。人間も動物であるゆえに、この『順応』の段階である生理的適応も必要であるが、むしろそれ以上に家庭や近隣、学校や職場といった社会的環境に対しての心理学的・文化的『適応』がより重要な意味を持ってくる。人間は社会に適応するために、いろいろな欲求を充足させようとして、目標を定めたり、課題を処理したり、学習や訓練を受けたりと、さらに、時には環境そのものを変化させようと試みるなど、自らの行動を調整するのである。
     人間や動物の行動の背景には、必ずそれを引き起こす原因がある。心理学では、この行動の原因となる内的な状態を説明することばとして、要求、欲求、欲望、願望、動因、衝動、熱望、そして動機などを挙げている。人間や動物はこれらの内的な状態に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。