体液の恒常化について

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    資料紹介

    体液の恒常化について述べなさい
     
    私たちが健康に日々を過ごすためには身体の様々な機能が正常に機能していることが重要である。その、機能を作っているものはすべて細胞からできている。身体を構成する基本的な単位である細胞はその器官ごとにそれぞれの働きをする細胞がある。しかし、その細胞はすべて、体液のひとつである「細胞外液」に浸されている。また、細胞内にある「細胞内液」も体液の1つである。このような体液が恒常でないと細胞は死んでしまう。細胞が死んでしまうということは、人は生きていけないということになってしまう。
    (1) 体液の形成
     体液は細胞内液と細胞外液の2つに分かれており、細胞外液はさらに組織液と管内液に分けられる。組織液は血管外にあり、細胞を浸しているものであり、間質液ともいう。また、管内液には血漿、リンパ液、脳脊髄液が含まれている。
     体液は、健康な成人者の体重の訳60%を占めており、そのうちの40%が細胞内液であり、細胞外液が20%である。また、その20%のうちの15%は組織液であり、管内液が5%である。
     体液のイオン組成を比べると、細胞外液の主な組成はNa+、Cl-、HCO3であるが、細胞内液はK+、リン酸、たんぱく質であり、組織液と細胞内液のイオン組成も大きく異なる。しかし、組織液の成分と海水の成分は同じような部分が多くある。それは、何万年も昔に生物が単細胞であった頃、海に生息していた事と関係があると考えられている。また、同じ細胞外液

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    体液の恒常化について述べなさい
     
    私たちが健康に日々を過ごすためには身体の様々な機能が正常に機能していることが重要である。その、機能を作っているものはすべて細胞からできている。身体を構成する基本的な単位である細胞はその器官ごとにそれぞれの働きをする細胞がある。しかし、その細胞はすべて、体液のひとつである「細胞外液」に浸されている。また、細胞内にある「細胞内液」も体液の1つである。このような体液が恒常でないと細胞は死んでしまう。細胞が死んでしまうということは、人は生きていけないということになってしまう。
    体液の形成
     体液は細胞内液と細胞外液の2つに分かれており、細胞外液はさらに組織液と管内液に分けられる。組織液は血管外にあり、細胞を浸しているものであり、間質液ともいう。また、管内液には血漿、リンパ液、脳脊髄液が含まれている。
     体液は、健康な成人者の体重の訳60%を占めており、そのうちの40%が細胞内液であり、細胞外液が20%である。また、その20%のうちの15%は組織液であり、管内液が5%である。
     体液のイオン組成を比べると、細胞外液の主な組成はNa+、Cl-、HCO3であるが、...

    コメント2件

    spring 購入
    参考になりました。
    2006/12/14 18:42 (18年前)

    miyucyann 購入
    ありがとうございます
    2007/06/03 0:30 (17年6ヶ月前)

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