荷電の差に基づく卵白タンパク質の分離・精製タンパク質の定量
目的
一般的な陽イオン交換体の1つであるカルボキシメチルセルロース(CMC)を担体として用いて、pHの異なる緩衝液を用いて卵白タンパク質を段階的に溶出し、分離する。また、結晶化したオボアルブミンおよび均質化卵白、イオン交換クロマトグラフィーによって分画された各画分のタンパク質をUV法およびLowry法で定量する。
実験方法
教科書V‐20からV‐22頁の方法にしたがって行った。
実験結果・考察
3-1.ゲルの体積
充填したゲルの高さ 2.1 cm
充填したゲルの体積 6.594 cm3
3-2.CMC前画分の吸光度・体積
吸光度 0.501 nm
CMC前画分の体積 198 ml
3-3.卵白希釈液の各画分の吸光度
A溶液、B溶液、C溶液、C+NaCl溶液(D溶液とする)の4種の溶液で、約10 mlずつ分取した溶出液の280 nmでの吸光度を下の表1にまとめた。
表1.各画分の吸光度とpH
A
B
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