ドレーンの管理

閲覧数7,531
ダウンロード数25
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ドレーンの管理とドレナージ中の看護

    ドレーンの留置中は、様々な身体への影響を考慮して管理を行っていく必要があります。要約すると、以下の四点が管理のポイントになります。
    1.感染防止

    (1)感染の徴候について

    感染の徴候としては、創傷部とその周囲が発赤し、腫脹・熱感をもち、痛みが増強することがあげられます。また、ドレーン挿入部から膿が出たり38℃以上の持続的な高熱が出たりすることもあります。

    (2)感染の予防

    短縮ドレーンは、開放式で外界と通じているために、長いドレーンに比べると創傷部より感染する可能性が高く、注意が必要となります。

    排液の体内での停滞は感染につながります。ドレナージの効果を得るためには、排液が常に流れやすいようにドレーンの固定を工夫することが大切です。ドレーンの内腔が狭くなっていないか、詰まりや折れ曲がりがないか、また排液の量、性状、臭気などの観察が必要です。いつもの状態に比べて排液量が大きく変化したり、性状や色調・においが変化したりしたときは要注意であり、緊急の処置が必要となる場合があります。

    挿入部の皮膚をいつも清潔にします。挿入部のガーゼ交換は、基本...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。