開発コンサルタントとプロジェクトサイクル

閲覧数1,929
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1.はじめに
    私は今回のレポートテーマ「開発コンサルタントとプロジェクトサイクル」をリサーチするに当たって、「開発コンサルタントとは」と「PMとPCM」の関係を見て、開発コンサルタントがPCM手法を開発という分野においてとる場合、マネジメントする側、される側の能力・意識が違うにも関わらず、「限られた時間と資金の中で問題解決を行なう」とするマネジメント方法は、少なからず開発コンサルタント側はコントロールするような形になり、上から下への押し付けになる可能性があるのではないか、という疑問にたどりついた。
     以下の章では、まず「開発コンサルタントとはどのような目的を持って、どのような形で開発に関わっているのか」、次に「プロジェクト・マネジメントとプロジェクト・サイクル・マネジメントの関連性、又どのようにして出来上がり、なぜそれが必要なのか」を明らかにし、最後に問題提起をしていく。
    2.開発コンサルタントとは
     海外コンサルティング企業協会によると、開発コンサルタントとは国連や、世銀、国際協力事業団(以下JICA)や国際協力銀行(以下JBIC)などが企画、立案した開発プロジェクトを中立的な立場から、現地で様々な調査や具体的な作業を実施し、援助プランを実現していく仕事としている 。具体的な仕事分野の内容を見てみると、インフラ整備や、行政、経済、教育、資源開発など多岐に渡る。その一方で、これだけの専門的な仕事をこなせる専門能力も必要性を増してきている。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    目次
    1. はじめに
    開発コンサルタントとは
    プロジェクト・マネジメントと
    プロジェクト・サイクル・マネジメント
    プロジェクト・サイクル・マネジメントとは
    プロジェクト・マネジメントと歴史と必要性
    PCMの利点
    問題提起
    はじめに
     
     私は今回のレポートテーマ「開発コンサルタントとプロジェクトサイクル」をリサーチするに当たって、「開発コンサルタントとは」と「PMとPCM」の関係を見て、開発コンサルタントがPCM手法を開発という分野においてとる場合、マネジメントする側、される側の能力・意識が違うにも関わらず、「限られた時間と資金の中で問題解決を行なう」とするマネジメント方法は、少なからず開発コンサルタント側はコントロールするような形になり、上から下への押し付けになる可能性があるのではないか、という疑問にたどりついた。
     以下の章では、まず「開発コンサルタントとはどのような目的を持って、どのような形で開発に関わっているのか」、次に「プロジェクト・マネジメントとプロジェクト・サイクル・マネジメントの関連性、又どのようにして出来上がり、なぜそれが必要なのか」を明らかにし、最後に問題提起をして...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。