健康 基本的生活習慣をしつける際の導入、くり返し、習慣化につき、食事、睡眠、排泄の習慣について最も重要な点を挙げて考察せよ

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    はじめに、基本的生活習慣とは、人間が社会人として生活を営むうえで不可欠であり、最も基本的な事柄に関する習慣をいう。具体的には、食事・睡眠・排泄・着脱衣・清潔の五つの習慣であるが、その中でも食事・睡眠・排泄の習慣をとりあげ、重要な点をあげながらまとめていきたい。

    最初に食事について。物を食べた時に感じる「美味しさ」は、人間の五感(味覚・視覚・聴覚・嗅覚・触覚)で味わうとされている。その中において味覚とは、甘味・酸味・苦味・塩味に、旨味が加わった五つの味を舌で感知し、それを脳へ伝達することをいう。 

    子どもの味覚は、身体の成長と同じく乳幼児期に著しいスピードで形成されていくが、特に生後から乳児期は味を司る味らいの数が最も多く、味覚が鋭敏な時期である。よって離乳食期は食事への意識とともに、味覚が形成され始める大切な時期といえる。

    味覚にも発達段階がある。人間には本能的に好む味(甘味、塩味、旨味)があり、それは生まれて初めて口にするもの、母乳・ミルクと関係している。それらの栄養主成分は、エネルギー主に炭水化物(甘味)、たんぱく質主にアミノ酸(旨味)、ミネラル、ナトリウムや食塩(塩味)であ...

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