S0532 生徒指導・進路指導の研究(初等)(B評価)

閲覧数978
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『小学校において教育相談をおこなう場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校の
    いずれかをとりあげて説明してください。』
    1.教育相談とは
    (1)教育相談の定義
    文部省(1981)は、教育相談を「一人ひとりの子どもの教育上の諸問題について、本人またはその親、教師などに、その望ましいあり方について助言指導することであり、個人のもつ悩みや困難の解決を援助することによって、その生活によく適応させ、人格の成長への援助をはかろうとするものである」と定義している。
    (2)連携の重要性
    上記の定義を見てみると、2つの重要な点に気づく。一つは教育相談の働きかけが「本人またはその親、教師などに」向けられたものだということである。もう一つは教育相談を行う主体が明示されていないことである。このことは教育相談のあり方を如実に示している。教育相談には、児童・生徒本人に働きかける活動だけではなく、問題を抱えた子どもの親と担任教員とが子どもへの対応を話し合ったり、子どもとの関係に悩む担任教員に同僚の教員が助言したり、不登校の子どもへの対処方法についてカウンセラーが学校で講演をしたりする活動も含まれ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。