教育相談研究 2単位目

閲覧数1,402
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2単位目
    1、いじめの相談活動のあり方について論述せよ。
     近年、いじめの件数は減少傾向にあるといわれる。しかし、現在のいじめは集団化、長期化、陰湿化しており、ごく普通の子どもがいじめられたりいじめたりする可能性があるというのも特徴のひとつである。この背景には、第1に経済的な豊かさから来る自己中心的志向がある。第2に過度の平等意識、中流階級の浸透が挙げられる。第3に時代の変化により増加した子どもたちのストレスの発散という側面がある。第4にギャング集団の消滅により、対人関係のとり方を学んでいないということがある。
     このように、いじめは単に学校だけの問題でなく社会全体の問題であるが、いじめが学校を中心として起こる以上、教師には解決に向けた対応が求められる。しかし、その対応には、非行や不登校などとは異なる特有の難しさがある。それは、いじめを発見する難しさ、いじめの事実を明らかにする難しさである。また、被害者と加害者に対する指導だけではなく、学級全体に対する働きかけがなければ解決は難しい。教師は、いじめが、加害者、被害者、観衆、傍観者の四層構造が密接に絡みあった人間関係の中で発生することを認...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。