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生活指導
担当教官　味方修
　
1単位目
1、「生きる力」や「自己指導力」を育成する生徒指導の観点に立ち、子どもたちを取り巻く現代社会の急激な変化や児童期の成長発達を踏まえ、どのような学級づくり（学級運営）が考えられるかをまとめなさい。その際、学校における「家庭・地域との連携、協力」による指導の取り組みにも考慮しなさい。
　生徒指導は、子どもたち一人ひとりの個性の伸長を図り、社会的な資質、能力を育成し、現在、そして将来において社会的な自己実現が可能となる資質、態度の育成を助長するための指導活動である。言い換えれば、子どもたちの「生きる力」、そしてその基盤となる「自己指導力」の育成を目標とした教育活動である。その観点に立てば、いじめや校内暴力といった問題行動を、単に解決したり未然に防止するといった「消極的生徒指導」だけでは十分ではない。「積極的生徒指導」の充実により、子どもたちの自律性を育成し、教師と子どもとの間に良好な人間関係を確立し、「自己指導力」を育成することが重要である。また、その実践は、生徒指導担当教師だけでなく、全ての教師が学校生活のあらゆる機会を活用して行うことが必要である...

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