風景構成法による自己分析レポート。
風景構成法による自己分析
「風景構成法」とは1969年に中井久夫先生の創案による極めて優れた心理療法の技術であり、かつ、精神診断・心理テストの技法でもある。今回初めて風景構成法を行ったので、前回との比較ではなく、自身の絵を見ての自己分析を行う。
まず全体を見たときに感じられるのは、線のストロークが割と長いことである。このことより、おおらかで、ゆったりとした状態であったと考えられる。また、全体的に近景なことより、積極的に参加しているとも考えられる一方、身近な問題が表出しているようにも捉えられる。色彩に関しては全体的に薄く、疲れや、自信のなさが見受けられる。これは、絵に対する自身の苦手意識が関係...