在宅看護実習の一環として、精神科訪問看護、デイケア、生活訓練施設の実習をさせて頂き、地域で暮らす精神障害者を支援するさまざまな職種や社会資源の活用方法、さらには多職種間の連携の重要性を学ぶことができた。
地域連携室では、精神科ということもあって、看護師だけでなく精神保健福祉士の方々も配置されており、療養者宅へ訪問し対象者や家族への援助、地域への働きかけなどを行っている。そして訪問時には、身体面の観察だけでなく、食事や睡眠、内服といった生活面の状況や、家族の支援状況などを把握する。私達がごく当たり前だと思う食事や睡眠などの日常生活が精神疾患と関連付けて考えることで、なぜ精神科に訪問看護が必要な...