「表現活動と鑑賞活動とのかかわりについて」
学習指導要領における図画工作の内容は、「A表現」と「B鑑賞」、及び「共通事項」で構成されている。教科目標では、「表現及び鑑賞の活動を通して、感性を働かせながら、つくりだす喜びを味わうようにするとともに、造形的な創造活動の基礎的な能力を高め、生活や社会と主体的にかかわる態度を育て、豊かな情操を養う」と示されており、表現活動と鑑賞活動の関わりが重視されている。
表現活動には、「絵や立体、工作に表す」学習と、造形遊びが含まれている。
「絵や立体、工作に表す」学習は、感じたことや見たことなどを基にして児童が表したいことをその子なりの技能を活用しながら絵や...