人体の構造と機能

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    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     私は「人体の構造と機能」(著作 菱沼典子、北村 聖、発売元 日本放送出版協会)を読んでこのレポートを書きたいと思います。
    胃は袋状の器官で、外側に縦走筋、その内側に輪走筋、一番内側に斜走筋という3層の丈夫な平滑筋(心臓を除く内臓や血管の壁にある筋肉を平滑筋または内蔵筋といいます)があり、内面は粘膜に覆われています。この粘膜に胃腺があり、胃液を分泌しています。食道からの入り口を噴門、十二指腸への出口を幽門と呼びます。幽門には括約筋(器官の内腔を取り囲むように走行している筋肉をいいます)があり、胃での消化が終わるまで食べ物をとどめておくことができます。
     食道から食べ物を受け取った胃はぜん動運動と胃液分泌によって消化を行います。胃液とは胃壁から分泌される無色・無臭・強酸性の消化液です。塩酸、タンパク質分解酵素のペプシンなどが含まれています。
     ぜん動運動には食べ物と胃液を混ぜ合わせて消化を進めて、さらに十二指腸に送る役割があります。食べ物は、やわらかくなり胃液と混ざり合うことで、びじゅくと呼ばれる濃いスープ状の液体となります。胃のぜん動運動は迷走神経(副交感神経)によりすすみ、交感神経活...

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