国際関係総合研究Ⅲの授業を通してどう感じたか書きました。
私は国際関係総合研究Ⅲの授業を通して、戦争、平和についての数多くの作品に触れることができました。大学に入学する以前にも、平和学習の授業などで、これらのような鑑賞をする機会は何度かありましたが、今回の授業を通して見てきた作品は、印象に残るものが多く、本当に戦争について深く考えさせられました。作品ごとに、その背景や見る者への訴え方は違っても、結局は戦争、平和について、様々なことを感じ取ることができました。 どれも印象深いものばかりでしたが、「陸軍」は、私たちが現在暮らしている日本にもあった暗い過去、そして、その中でも決して消えることのなかった家族愛といった内容が、特に心に残っているので、その感想と、そこから考えたことを中心に述べていきたいと思います。 また、戦時中での家族愛や友情は他の作品でも大きく取り上げられているテーマのひとつだと思ったので、そのことに触れつつ、授業全体を通しての考察もしていきたいと思います。
「お国のための死」といった軍国思想が作品の随所で見られましたが、後援が陸軍省情報局であることを考えると当然のことだろうと思います。しかし、私はそのような場面から、当時の人々の心、...