読書ノート19

閲覧数1,006
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    宗教情報社会道徳人間自分自然自由恋愛

    代表キーワード

    宗教

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    他人と深く関わらずに生きるには 2008年08月24日 池田 清彦 自分が甘えるということは、相手の甘えを許すことであり、自分がわがままを言えば、相手のわがままも許さざるを得ない。 だから、他人に自分の心の中にずかずかと侵入されたくない人は、自分も他人に甘えてはいけないのである。 幻想は醒めないうちはリアルであるが、醒めてしまえばみなウソである。そして幸か不幸か、恋愛の幻想は必ず醒めるのである。なぜならば、恋愛をしている二人の脳は違う脳なので、全く同じ幻想を抱き続けることは不可能だからである。恋愛というのはだから幻想を抱いている間だけのものであり、その間だけ楽しければそれでよいのである。恋愛の最中にかわしたコトバは、事後的に見れば要するにみなウソなのだから、後でアレコレ言っても仕方がない。 相手をコントロールしないこと、相手の心の中にずかずかと入っていかないこと、はとても大事である。結婚相手は自分と最も親しい友人であり、時に幻想を共有する同志なのだ。 子供をコントロールするのでさえ、権力欲の顕れであるとすれば、他人におせっかいを焼くのは権力欲の顕れに決まっている。頼まれたり、相談された...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。