今日の多くの学校や研究所相談室では、来談者中心療法と行動療法のカウンセリング技法が活用されている。この二つを基礎的な理論面、技法面、長所短所等を比較しながら述べよ。

閲覧数2,292
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    今日では、学校の先生をはじめ、人間に接する立場にある人にとってカウンセリングと言うべき能力・態度が不可欠な時代になってきた。加えて現代は、ストレスが強まる一方であり、カウンセリングの助けがますます必要となってきたのである。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『今日の多くの学校や研究所相談室では、来談者中心療法と行動療法のカウンセリング技法が活用されている。この二つを基礎的な理論面、技法面、長所短所等を比較しながら述べよ。』
     今日では、学校の先生をはじめ、人間に接する立場にある人にとってカウンセリングと言うべき能力・態度が不可欠な時代になってきた。加えて現代は、ストレスが強まる一方であり、カウンセリングの助けがますます必要となってきたのである。
     カウンセリングの技法は、主に来談者中心療法と行動療法があり、それぞれ活用されている。まず始めに、来談者中心療法について説明していきたい。
     アメリカにおける心理療法は、20世紀後半まで、精神分析と行動療法が主流だった。しかし、アメリカの心理学者ロジャースは、「何がその人を傷つけ、どの方向に行くべきか、何が重要なのか」を知っている、解決できるのはクライアント本人であり、したがってカウンセリングにおいては、クライアント本人の内部から自発的に生じてくるプロセスを徹底的に尊重すべきであると主張した。また、これまでカウンセラーが主導権を握っていることを批判し、カウンセラーは本来ある傾向が効果的に発現するよ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。