環境は幼児が自分を取り巻いている物や人に向かって主体的に意欲を持って取り組むことで、はじめて幼児にとって有益な意味を持つようになるのである。幼児の教育にとって環境は重要な条件となり、環境を通して行う保育が基本となる。その時の重視する点を述べたい
「幼児保育の基本と教科「生活」の目標と内容との関連や連続について具体的に
考察せよ。」
環境は幼児が自分を取り巻いている物や人に向かって主体的に意欲を持って取り組むことで、はじめて幼児にとって有益な意味を持つようになるのである。幼児の教育にとって環境は重要な条件となり、環境を通して行う保育が基本となる。その時の重視する点を述べたい。
1、幼児期にふさわしい生活が展開されるようにすること。
幼児が主体的に環境と関わり十分に活動し様々なことを学び充実感を味わうようにする。友だちと相互にかかわることで、自己の存在感、他者への思いやりの大切さなど自分をコントロールする力を身に付けていく。そして社会性を身につける。また、大人に対しての依存を基盤に自立関係を十分に体験することも大切である。
2、遊びを通して総合的な指導をすること。
幼児期の自発的な活動である遊びは、心身の調和のとれた発達の基礎を培うことだ。また遊びを通して創造力、協調性、忍耐力も身につけ、心身の調和の取れた発達の基礎を築いていくのである。遊びの中で他者と関わり様々な葛藤やつまずきを経験させ、将来必要な善悪の判断など基本的な区別がで...